2021/07/28
セミナー
労働問題に対する司法と行政の視点とその対策術 ~使用者側弁護士と元労働基準監督官とのパネルディスカッション~

受付終了
開催概要
日 時:2021 年 8 月 30日 ( 月 ) 15:00~16:00
場 所:オンライン(参加費無料)
※お申込いただきました後に、視聴用のURLをお送りします
※本ディスカッションはZoomを使用したオンラインにて実施いたします。
※パネルディスカッション後半は視聴者の方からのご質問にもお答えします。
パネルディスカッション実施の背景
働き方改革や新型コロナウィルスの影響により企業における労働問題が多様化しその対応策も複雑になってきています。最新の「令和2年度個別労働紛争解決制度の施行状況」によると、総合労働相談件数は13年連続で100万件を超え(前年比8.6%増)高止まりであるものの、相談内容にはこれまでと変化の兆しが見え始めています。
そこで、本ディスカッションでは近年の労働問題の変化を踏まえ、雇用形態による待遇の不合理な格差の解消や長時間労働の是正などにどのような対策が有効なのかをテーマに株式会社KiteRa社外取締役/弁護士の向井蘭先生と本年3月まで労働基準監督官であった株式会社KiteRaエキスパートチーム/社会保険労務士の上田真準により、司法と行政の立場からディスカッションを行います。
パネルディスカッション後半では、視聴者様からのご質問に直接お答えする時間も設けております。司法と行政からの視点を通じて、社会保険労務士として顧問先企業様への対応の一助になればと考えております。ディスカッション形式のセミナーですのでお気軽にご視聴下さい。
パネルディスカッションの主なテーマ
- 近年の労働問題の変化
- 労働時間の適切な管理方法とその必要性
- 労働条件の引き下げに伴う注意点
- 解雇・雇止め時に起こる問題点
- 送検に至る判断基準とその後の企業対応
上記に関して司法と行政のそれぞれの視点を持った登壇者が議論を行います。
登壇者/モデレーター
登壇者
株式会社KiteRa社外取締役/弁護士 向井蘭
▽プロフィール▽
昭和50年生まれ。
平成9年 東北大学法学部卒業。
平成13年 司法試験合格。
平成15年 弁護士登録(第一東京弁護士会)。
平成15年 狩野法律事務所(現・杜若経営法律事務所)入所。
- 平成21年狩野・岡・向井法律事務所(現・杜若経営法律事務所)パートナー弁護士。主に使用者側の労働事件に関与。経営法曹会議会員(使用者側の労働事件を扱う弁護士団体)。
- 著書に「書式と就業規則はこう使え!」(労働調査会)、「人事・労務担当者のための労働法のしくみと仕事がわかる本」 (日本実業出版社)、「社長は労働法をこう使え!」(ダイヤモンド社)「会社は合同労組・ユニオンとこう闘え」(日本法令)「メンタルヘルス不調者復職支援マニュアル」(レクシスネクシス・ジャパン社)等、多数。
株式会社KiteRa 社会保険労務士(元労働基準監督官) 上田真準
▽プロフィール▽
昭和62年生まれ
平成27年 厚生労働省入省
平成27年 労働基準監督官として東京労働局に赴任
令和元年 北海道労働局に赴任
令和3年 株式会社KiteRa入社
労働基準監督官として延べ400社以上の事業場を指導。
事業場への臨検を実施し、労基法安衛法等の順守状況を調査、指導を行い、重大悪質な法違反に対しては刑事事件訴訟法に基づく捜査、司法警察事務を実施。
その他、労災補償業務も経験。
モデレーター
株式会社KiteRa 代表取締役/社会保険労務士 植松隆史